社会領域
採用・人材育成
当社の従業員構成は以下のとおりです。
人数 | |||
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合計 | 男性 | 女性 | |
正社員 | 1,503 | 1,237 | 266 |
有期雇用 | 263 | 238 | 25 |
パート・アルバイト | 2,404 | 844 | 1,560 |
合計 | 4,170 | 2,319 | 1,851 |
※2025年3月末時点
平均勤続年数
仲間としてともに長く働ける人材の採用と育成・環境づくりに取り組んでおり、正社員の平均勤続年数は13.0年となっています。
採用情報人材育成
人材育成については、ビル管理会社として常に高い品質をお客様にご提供するために、現場スタッフをはじめ、全従業員が自身の能力・スキルを最大限に発揮できるよう、教育・研修体制を構築しています。
ビル管理に関する総合的・実践的な技術教育を行う施設として「星光総合研修センター」を擁しており、高度な技術を持つプロフェッショナルを数多く輩出しております。当センターは大阪府から職業訓練施設校として認定されており、2003年にその実績が認められ厚生労働大臣賞を受賞しております。
このようなビル現場で必要な技術教育に加え、役員をはじめとするマネジメント層の更なるレベルアップに向けた研修や、女性営業スタッフ向け研修など、目的に応じてさまざまな人材育成取組を行っています。
また、特に、変化の激しいIT・DX領域をキャッチアップしていくことは今後の当社ビジネスの成長にとって必要不可欠と認識しており、従業員の知識・理解を底上げするとともに、現場を動かし経営に意見できるDX推進者の人材育成にも注力するなど、デジタルリテラシー教育と一体で積極的に取り組んでいます。
研修 | 対象者数 | 内容 | |
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層別研修 | 役員部長研修会 | 96名 | 経営層の知識・知見のアップデート等の観点から経済・不動産マーケットの動向、先端技術、人権意識向上等をテーマに研修を実施(年7回・各1時間) |
初級役職者研修 | 15名 | プレイヤーからマネージャーへの円滑な移行支援を目的として、業務管理や労務管理に係る基礎的なマネジメントスキルについての研修を実施(1日) | |
業務職 コミュニケーション研修 |
28名 | 入社2〜3年日の業務職向けに、コミュニケーションの促進や、横のつながりの醸成を目的として、 仕事の創意工夫等についてディスカッションを中心とした研修を実施(1日) | |
女性活躍 | 女性リーダー研修 | 31名 | 自分の強みとキャリアについて再確認し、自分なりのリーダー像を掲げることを目的とした研修を実施(1日) |
デジタル リテラシー教育 |
星光版ITパスポート研修 | 59名 | ITに関する共通的な基礎知識を新入員向けに初級レベルのeラーニングを実施(合計約2時間30分) |
社内システム活用研修 | 延べ 463名 |
社内システムの正しい理解と活用方法の具体方法を実務担当層への研修・講習会を実施(6日) | |
システム活用検討会 | 14名 | システム人材の掘り起こし・育成を目的として、各本部選抜メンバーによる業務改善・効率化に資する、研修・討議会 イベントセミナー参加等を実施(通年) |
ダイバーシティ
当社では様々なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。
例えば、部門を問わずビル現場・営業拠点・本社のいずれにおいても幅広く中途採用を行っており、2024年度の正社員採用者のうち中途採用者は100%となっております。
これらの人材一人一人がその適性・能力を最大限に活かし、イキイキと働ける会社を目指しています。
女性活躍推進
女性活躍に関しては以下の行動計画を策定しています。
星光ビル管理株式会社は、女性一人ひとりが、意欲・能力・適性等に応じて最大限活躍できる会社を目指し、以下の行動計画を策定します。
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計画期間
2024年4月1日~2028年3月31日
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目標
女性のキャリア形成を支援するとともに、長期的に活躍いただく観点から、以下のとおり目標を定めます。
目標❶:管理職・係長級に占める女性の割合向上
女性管理職割合:15%、女性係長級割合:30%※2025年3月時点:女性管理職割合:8.8%、女性係長級割合:28.5%
※管理職:課長・調査役以上(役員除き) 係長級:課長補佐・マネージャークラス
目標❷:育休取得後の復職率 100%の維持
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取組内容
❶キャリア支援
・個々人の適性・本人のキャリアデザイン等を踏まえ、女性を配置する部署・ポストの拡大を図る。
・上記取組みにあたっては、本人および後任人材の育成の観点から、計画的なジョブローテーションと、以下のような育成・キャリア支援策を実施していく。
-女性管理職(候補)や、女性比率が低い職務に従事する女性従業員(営業職等)向けの研修・相談会の実施
-ロールモデルとなる女性管理職との意見交換会❷リテラシー向上
・女性特有の健康課題、ハラスメント、その他ダイバーシティ等の観点からの研修実施などの理解促進策
・女性活躍・両立支援に関する制度の理解促進策
-育児休暇、時短勤務、時間外労働・夜勤免除、子の看護休暇 等❸柔軟な働き方の継続
・テレワーク等の継続実施
障がい者雇用
当社では、ビル現場を中心に障がい者の方々が活躍しており、障がい者雇用率は3.2%となっています(2025年6月時点)。
人権研修により障がい者理解を促進し、また、障害者職業生活相談員を設置するなど、職場環境整備にも努めております。
健康経営
健康経営について
当社では、 従業員一人ひとりの健康と幸せを企業の根幹とし、未来に安心と希望をもたらす組織づくりを目指しています。
身体的、精神的、社会的側面の充実を図ることで、従業員が働き甲斐をもち、いきいきと自己成長できる環境を共に創造していきたいと考えています。全員が協力して、 未来の持続的発展と信頼の礎を築く挑戦でもあり、 健康経営を通じて、社会からも信頼される未来の実現を追求してまいります。
健康経営宣言
当社は、ビル管理業を通じてお客様 (ビルオーナー・テナント) に、「安全」「安心」「快適」を提供するという使命と、「誠実」「奉仕」「努力」に根差した経営基本理念のもと、全ての起源である人(従業員)の身体面・精神面・社会面からの”健康”に個々の“幸せ”を加えたウェルビーイングを重要な経営基盤として位置付け、ウェルビーイングの共創を目指した健康経営を通じて推進してまいります。
健康経営方針
- 健康診断等の受診促進、体調不良者の早期把握等、従業員の健康維持・増進に向けた環境整備に取組みます。
- 健康診断受検100%、再検査・要精密検査者の高い受検率に向けたフォロー等の実施
- ストレスチェック実施率向上取組みとあわせ、実施結果からの体調不良者の早期把握・改善取組みの実施
- 安全はすべてに優先するというスローガンのもと、ゼロ災害運動(労働災害・通勤災害ゼロ)に取組みます。
- ビル安全パトロールを通じた安全管理・教育体制の徹底
- 身体的支障要因による災害発生を防ぐために、フレイル予防を中心とした研修等の実施
- ウェルビーイングの充実に向けた全社課題の把握・解決に取組みます。
- エンゲージメントサーベイの結果を踏まえた改善施策の実施
- 有給休暇取得促進、長時間労働防止に向けた具体策の実施
- 生活習慣病予防に向けた具体策の実施
- 役員・職員の一人ひとりのヘルスリテラシー向上に取組みます。
- ヘルスリテラシー向上に向けた各種研修や定期的な発信の実施
健康経営推進体制

各種実績について
- 健康診断受診率:100%
- 健康診断再検査受診率:93.2%
- ストレスチェック受検率:82.6%
(いずれも2024年度実績)