
私たちビル管理会社は、施設に重大な影響を及ぼす地震・火災・停電・水害など様々な緊急事態が発生したとき、迅速かつ的確に対処し被害を最小限にとどめるスキルが求められます。
第43回 星光技能コンクール(設備部門)には、全国の予選会を勝ち抜いた2チーム(8名)が出場し、緊迫感のある演技を披露しました。




緊急時の臨機応変な対応力は、「知識」と「技術」そして「訓練」に基づいた判断と経験を身につけることによってこそ発揮されます。
様々な事象における課題について、職場で話し合い対策を考え繰り返し訓練することで、お客様の安全と安心を守ります。
本大会を通じ、日頃培った緊急対応力を落ち着いて発揮させることが勝敗のカギとなっています。
大規模地震による津波と火災の同時発生を想定し、館内放送・エレベータの閉込者対応・負傷者の救命活動・安全な避難誘導、初期消火からの119番通報まで、人命を最優先とした初動対応を競います。
緊急時には、迅速かつ適切な手順で対応することが求められます。
対応指示や報告が明確で、対応内容に欠落がなく誤った行動ではないか、競技者の意思疎通が図られ確実に正しく実行されているかなど、安全性・正確性・俊敏性をポイントに評価します。
大会を通して身につけた「知識」と「技術」は大会のためだけに終わるものではありません。
お客様の満足のために普段の業務にどう生かすか、そのための力を鍛錬するのが今大会の目的です。

今後起こりうる大災害への対応というシナリオに、ビル管理のプロとして強い緊張感を持って臨みました。最高のチームメイトたちと練習を繰り返し、意見を出し合ったことで、本選でもご来場のお客様に安心や信頼を印象付けることができたと感じています。
今回の学びをビル現場に持ち帰り、災害対応の技術や意識の向上に貢献します。実際の災害時は、競技シナリオのように滞りの無い対応を行うのは困難かと思いますが、何時如何なる場面でもお客様へ安全・安心・快適を提供できるプロ集団を目指したいと思います。

メンバーに選抜され、チームでの練習を繰り返していく中で、最初はプレッシャーを感じていましたが、このメンバーでお客様に「来てよかった」と感じてもらえる実演をしたい。その結果、優勝を目指すという考えに変わっていきました。何よりもサポートしていただいている皆様とつくりあげるという気持ちで本番に臨みました。
今回のテーマ“大規模災害における初動”は、今後予期されている南海トラフなどが発生した際に重要になってきますので、今回の経験を各現場へ持ち帰り共有を行います。
また、有事の際はリーダーシップを発揮し、エレベーターの閉じ込め確認・安否確認・避難誘導をスムーズに行えるよう精進していきます。そのためには今回の経験を骨組みとし、設備緊急対応・実際の消防訓練などを通して経験の肉付けを行っていきます。